先日の ネットサーフィンしていると、PRESIDENT online  の記事に、

<奨学金破産は、甘えた人の自己責任なのか?>  (飯田 樹様)

と、いうタイトルの記事が、あり、食い入るように見てしまいました。

その理由は、常 日頃から、私の心の中にある疑問があったからです。

 

借金してまで行く価値があったのか?

色々と もやもやするものがあるんですが、一番、端的に 簡単に表現するとしたら、そう、

借金してまで行く価値があったのか?

という事、なんです。

我が家には 結構な金額の借金があります。それは 私の家計管理が ザル!  っていうのが一番の理由と 百も承知ですが、教育費絡みのものも多くあります。

それを淡々と払いながら 考えることは、もしかしたら、借金してまで、三流大学に行かせる必要は なかったのでは?  と、時々思ったりするのです。

もちろん、行く事は 価値がある。と、判断したので 行く方向で、賛成しました。なので、そんなに 大きく、後悔を、しているわけではありません。が、一流大学に行けるほど学力の無い息子を大学まで行かせたのは、ただの親バカだったのか?と、考えさせられる事はありました。

そういう感じの事を他人に言われる事もあります。

でも、きっとよかったはず。  何の根拠も見つけられないまま、そう言い聞かせて来ました。そんな今までの気持ちを救ってくれるような、記事でした。

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大学生の二人の一人が 奨学金を借りている。

そんなに 借りてるんですね。人の借金なんか 見えないので、わかりませんでした。

昔、「赤信号 皆んなで渡れば怖くない。」 なんていう 言葉流行りましたね。

集団心理をうまく突いてると思います。だからと言って、皆んなが借りてるから、私もね。とは なりたくないですが、皆んな借りてるんだ〜と、思ってしまいました。でも、裏を返せば 借りてない人も 半数いるわけで、どちらかというと、借りてない方に 入りたかったです。

 

大卒者は +  1,500万円(所得税)

この記事を読んでると、大卒者は、そうでない人に比べて、

生涯収める所得税が 1,500万円多い。と、試算される。と、書いてました。

それ、正直に嬉しかったです。

そうなってほしい。そうなるんじゃ ないかなあ〜と、漠然とした思いだけで行かせていたんですが、今日読んだ記事には 明確に数字にして表わされていました。

本当に、この一言は、正直、嬉しかったです。

 

 

大学教育はエリートだけで十分という思い込み。

自分の子どもは、大して賢くもないのに行く必要なかったのかなあ〜って事を思った事もありました。

これは、はじめに書いた、借金してまで行く必要があるのか? というのと 理由が、かぶると思います。

自分自身も たいした事もないけど、短大を出ました。四年制大学を出たわけではありませんので、大学へ行ったら、どうこうと、語れる身分ではありませんが、高校を卒業して すぐ、あのまま 就職するよりは、よかったんじゃないかなあ〜と、思っています。

我が子に当てはめても、中卒より、高卒。 高卒より 大卒。少しづつですが、成長してると思います。

それに 就ける職業も違ってきますし。。。募集している企業の数も増えますし。。。

そう思うと、三流大学卒とはいえ、行って無駄だったとは、ならないと思います。

(そう、信じたい。。。。笑)

 

誰もが 「 必要なとき」 に 大学に行ける社会に

これは、理想ですね。

アイスランドや スロベニア ノルウェー などの北欧諸国は 大学への進学率 70〜80% だそうです。

この進学率を支えてるのは、2つの理由があるそうです。

①  大学費用が完全に無料という事。

②  大学進学年齢が、18歳と、決まっているのではなく、学びたくなった時に自由に学べるシステムが 整えられているそうです。

なんか いいですね。日本もこんな感じだったらいいのに。。。と、思います。

もちろん、

無償で行かせてもらってる  =   人の税金

という事なんで、成績が悪ければ、退学処分という 厳しいルールが あってもいいと思います。

その方が、一生懸命勉強しますし、第一 学費を稼ぐためのバイト とかしなくていいんですから、しっかり勉強してもらいたい。

あと、学びたくなった時に学べる。というのもいいですね。自分の経験に当てはめても、高校出てすぐって、なんか 惰性でいってる部分があって、贅沢ですが、「 はー また勉強か。。。」 なんて ちょっと嫌々行ってたりした事もありました。

でも、一旦社会に出ると、「あーもうちょっと勉強しておいたらよかった。」 って思うんですよね。

そして、こんな仕事するんなら、この部分をもっと掘り下げて 勉強しておけばよかった〜 なんていう後悔も出てきます。

その時、大学に行くともっと真剣に向き合うし、もっと深く掘り下げて 勉強するよね。    って 今になって思います。

そんな風に思ってる人は、世間にいっぱいいるんじゃないかなあ〜と、思います。

そうすると、同じ時間、同じ費用をかけて勉強しても 吸収率が 断然違いますよね。

まあ、そんな事を思うと、学びたい時に、学べる。は、いい制度だと思います。

 

最後に思う事

しっかり 学費を貯めていなかった私が一番悪いと、思います。そこは、しっかり反省した上で、思う事。

やっぱり、四人分の学費は 大変です。これから、子どもを産もうと思う方は、大学まで行く費用の事を考えたら、躊躇してしまうのでは、ないでしょうか?

私の周りの狭い世界の話ですが、大学費用を考えなくていいんだったら、あと、一人か、二人くらい子どもが欲しかった。。。っていう人多いです。

(あくまで、私の周りの人たちの話ですが。)

世間では、どうなんでしょうか?

もし、同じだとしたら、大学費用を援助します。っていう 政策が出来れば、子どもを産む人 増えるんじゃないかなあ〜って思うのですが、どうでしょう?

全額じゃなくてもいいです。

半分くらいでも 援助してもらえると、いいのになあ〜って思います。

我が家は 末娘が 学生ですが、あとは、卒業してます。

今、援助 っていう法案が出来ても、恩恵にあずかる事は 出来ませんが、これから 子どもを産もうと思ってる人(自分の子どもも含めて)が、安心産めるといいのになあ〜と、思った、今日この頃の記事でした。

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