こんにちは。
犬の死から 立ち直れないままのあゆみです。
未だ引きずっています^^; 情けないですが。。。。
いい加減にしないとと、思いつつ、書くことで、癒されています。
①回目、②回目の話。
いよいよ、来た! 引き取り日
ブリーダーさんから 4月に入ったら、ご都合の良い日に
引き取りに来てください。と、連絡がありました。
じゃ、始業式のあと、取りに行こう〜ってなりまして、
4月8日に 伺う事になりました。
生まれたのは、雪が降るかもというような 寒い日でしたが、
引き取りの日は、春めいた日差しが眩しい日でした。
ブリーダーさんのところに着くと、
「右手のワンちゃん」 を抱きかかえて 待っていてくれました。
前に みた時より 大きくなって、可愛くなっていました。
もう、ぬいぐるみのような モフモフのコロンコロン!
ぎゅーと、抱きしめたくなるような 可愛い子犬でした。
ブリーダーさんが、
「じゃ、こちらが先日決めてくださったワンちゃんです。」と、私の手に渡してくださいました。
落としては いけないので、しっかり抱きしめると、
私の手をペロペロと、舐めてくれました。
小さな舌で、一生懸命。
なんと、可愛いのでしょうか。。。。
こんな可愛い子犬を 他人に渡してしまう、
ブリーダーさんや母親犬の気持ちを考えたら
絶対に大事にしないと。。。と、心に強く思いました。
お金を払って、ブリーダーさんに挨拶して、車に乗りました。
クィーンと、ひと鳴き
車は 私が運転しますので、
子犬は 子たちが 順番に 抱っこするという事になり、
順番に抱っこしつつ 車は 出発しました。
出発して、ブリーダーさんの敷地を出ようとした時、
抱っこされている子犬が 「 くいーん。」 と、ひと鳴き。。。。
もう、それは それは 悲しそうな鳴き声でした。
車に乗った時ではなく、車が、敷地を出ようとした時なので、
子犬なりに、もう 自分は
ブリーダーさんの子じゃなくなったんだ。。。って
悟ったのでしょうね。
子どもたちも この鳴き声を聞いていて、口々に、
「ママ(母親犬) と、離れるのが 寂しいんだ。」
「ごめん。」 って謝っていました。
「絶対、大事にするからね。一緒におうち行こうね。」
って言ってました。
車を運転しながら、
犬の気持ちをわかってあげられる子で良かった。
というか、犬が子どもたちに教えてくれたんだ。
犬を飼う事でしか体験できない事が 体験できて良かった、
犬を飼う事にして良かったと、思った瞬間でした。
それからの14年間。楽しかった&ありがとう。
そうやって迎えた子犬とは、14年間 いろんな事がありつつ、
楽しく過ごしました。
犬に教えられる事も多く 本当に感謝です。
ブリーダーさんが、母親犬を大事にしていたせいか
丈夫な子犬で、14年間 一度も病気にかかりませんでした。
(風邪もひかなければ、下痢とか嘔吐とかもなく。。。)
そして、怪我もなく。。。。
具合が悪くなってから、天に召されるまでは、
10日間ほどで、アッと言う間でした。
でも、その10日間の間に、色々とお礼を言い、
いっぱいさすってあげ、話しかけ、お別れが言える時間が
持てた事は、良かったです。
突然 いなくなったら、いけない。と、
犬が気を遣ってくれたのでしょうか。。。
(私には、そのように 思えました。)
息を引き取る、最後の瞬間は、
「くいーん。」と、ひと鳴きして、
スーと、天に召されていきました。
来る時も、ひと鳴き、
そして 我が家から、旅立って行く時も、ひと鳴き。
どちらの、ひと鳴きも、私にとっては、忘れられない記憶です。
貧乏なおうちだったけど、
来てくれたありがとう。感謝です。
※3回に渡って書きました、
「愛犬が我が家に来てくれる事になった話」は、終わりです。
3回とも 読んでくださった方がいらしたら、感謝です。
ありがとうございました。